大阪大学に合格するための生物・生物基礎の勉強法(高校生、高卒生向け)
今回は現役阪大生であり、当塾で講師として働いている小林先生に生物・生物基礎の勉強法について語ってもらおうと思う。彼は阪大の二次試験の生物でかなりの高得点を叩き出し、高得点の人のみが選ばれる阪大入試の生物の問題を採点前にチェックする係にも任命されたことがある。タイトルには大阪大学と書いたが、他の大学を受ける人もぜひとも一度読んで、ぜひとも実践して見てほしい。目指せ生物王!!
どうも広進スクール講師の小林です!
コロナウイルスのため自宅での勉強が多くなりどのように勉強を進めていけばいいのか不安になっている頃だと思います。
そんな受験生、高校生の生物、生物基礎選択の皆さんのために
私は高校生の時に生物、化学選択だったので、生物・生物基礎の勉強法について書かせていただきます!!!
まず、使用教材としては、
問題集
生物基礎問題精講→生物標準問題精講→大森徹の最強問題集159問
参考書
生物図録、大森徹の最強講義117講
作成ノート
間違えノート
です!!
使い方としては
生物基礎問題精講は3周全部解いて、その次は間違えたものだけを正解するまで何度も解いていきました。
次に生物標準問題精講ですがこれも基礎問題精講と同じで3周は最低解いてあとは間違えたものだけをメインに何度も解いていきました。
最後に大森徹の最強問題集159問に取り組みました。
これは問題に対応する大森徹の最強講義117講のページが書いてあるので問題を解き終わったらそこを見直すようにしましょう。
問題を解くときの注意点なのですが生物は”暗記”ではありません!!
答えを導き出す過程がとても大事で、どのような道筋で答えまでたどり着いたかがとても大事です。その過程の中で頭に入っている知識を“道具”として使って過程を進めていきます。もちろん一問一答形式で知識を身につけるのもいいですが、それよりもストーリーとして覚えるのがいいと思います。
そこで活躍するのが“生物図録”です!!!
これは知識を絵で覚えられるのでとてもおすすめです。
間違った問題や苦労した問題で身につけていなかった知識を図録で調べて、それを“間違えノート”にまとめます。
まとめるときのポイントとしては図録を丸写しするのではなく、一回覚えてから白紙のノートにテストするつもりで何も見ないで書いていくのがベストです!!もちろん図も書くようにしましょう!
そこで書けなかったものは図録を見ながらノートに“自分の言葉、図”でまとめるといいです。
“大森徹の最強講義117講”でも間違った問題、苦労した問題で見についてなかった知識についても調べて“間違えノート”にまとめるといいです。まとめ方は“生物図録”と同様です。
“間違えノート”にはもう一つ書くといいことがあります・・・・・
それは!!
問題を解く上で重要だった発想方法についてもまとめることです!
ここの変化に気付けなかった、こういう比較の方法を知らなかったetc…
この発想法が難しい問題では重要になってくるのでまとめて見直すといいでしょう。
この“間違えノート”を僕は四冊くらい最終的には作成しました。これを電車の中やテレビを見ながらパラパラと見直すと自分の苦手な分野の復習にもなります。
生物の勉強で大切なのは“一つの問題からより多くのことを吸収する”ということです。生物の問題は世の中にほぼ無限にあります。それを全て網羅するのは不可能に近いでしょう。自分の解いた問題の知識を他の問題でも使えるように吸収して活用できるようにしましょう!!
生物はなかなかある一定のところから伸び悩む科目でもあります。
そこからもうワンステップ、ツーステップ、もっと上へ行くために最善の手助けを広進スクールではさせていただきます。